1948-05-25 第2回国会 参議院 労働委員会 第7号
實は新聞その他の傳えるところによりまして、全官公廳と政府との間に、新給與整備委員會が調停委員會の内容の問題に關連して發足をし得ないような状態に陥つておるようでございますが、その理由といたしましては全官公廳の諸君の方から、その調停委員會の内容について、例えばこれを決議權を持たれるものじやないというふうに結論を持つて行きたいという申入れ、それから又その決定が全官公廳の諸君を拘束しないという申入れ、その外
實は新聞その他の傳えるところによりまして、全官公廳と政府との間に、新給與整備委員會が調停委員會の内容の問題に關連して發足をし得ないような状態に陥つておるようでございますが、その理由といたしましては全官公廳の諸君の方から、その調停委員會の内容について、例えばこれを決議權を持たれるものじやないというふうに結論を持つて行きたいという申入れ、それから又その決定が全官公廳の諸君を拘束しないという申入れ、その外
そういつたことになることは御指摘の通りでありますが、地域給審議會は、二千九百二十圓と必ずしも直接の關係のない問題でございまするし、先だつて來の新給與整備委員會におきましての組合側との話合いにおいても、組合側の考えておるところと大體一致しておるのみならず、今全國的な地域給に對する御要望にこたえる意味からいたしましても、でき得ればこういつたものは恆久的、と言うとあるいは少し言い過ぎかもしれませんが、新しい
ただ、そういう點では確かに戰前と今日を比べれば、その點大きな變化はあるということを認め得るわけでありますが、ただ私が不思議に思いましたのは、今度の給與整備委員會の討議の過程で、確か政府側は最初は相當大きな開きを持つて來たと聞いております。それは下は八百圓から始まつて、上は忘れましたが相當大きかつたと思います。それが種々交渉の結果千國から一萬圓の間に一應落着いた。
この覺書によりまして二千九百二十圓を以ちまして、給與に關する限り、現段階における最終的解決ということになりまして、政府側、組合側代表委員を以ちまして、四月二十日から二十七日まで新給與整備委員會という名を以ちまして團體交渉をいたしました。
新給與整備委員會におきままして、いろいろとこの法律案につきまして、外の問題と等しく可なり議論を重ねまして、イエスはイエス、ノーはノーと答えたのでありますが、少くとも執務しない場合における日割計算、時間割計算につきまして、未だ曾つて私は組合側から苦情を聞いたことがございません。
而して政府は右覺書に基きまして直ちに差額を支給すると共に、他面一切の政府職員組合の参加を得まして新給與整備委員會を設置し、二千九百二十圓水準の給與の配分方法、就中職階制給與の線に副う新給與體系の具體的方針の協議立案に當つたのであります。右委員會は四月二十日以來数回に亘り會議を重ね、去る四月二十七日両者の意見が完全に一致し、首尾よく成案を得るに至つたのであります。